JSON形式でのVirtual List活用【FileMaker】
前回は緯度経度から2点間の距離を計算する方法をご紹介しました。
この話題、私が事務局として仲間に入れてもらっている、介護meetsFileMakerでも先日LTしました。
介護 meets FileMaker #4 みんなでわいわい集まって、医療×介護情報連携システムをFMで開発された事例をお聞きしよう! | Peatix
この記事では、LTでは時間がなくてご紹介できなかった、計算した距離のデータをバーチャルリストで表示させるところをご紹介したいと思います。
デモで、2つのテーブル(スポットAとスポットB)を用意しました。 スポットAは拠点となりそうな場所、スポットBは食べログさんから参照した、福岡 焼き鳥 人気ランキングTOP20のうちTOP10を参照しています。
▼スポットA
▼スポットB
画面の動きはこんな感じ
スポットAを選択すると、焼き鳥屋さんとの距離を計算して一度それらをグローバル変数にしています。
▼バーチャルリストのテーブル定義
距離というフィールドはなく、$$resultという変数を作るタイミングで距離を計算しています。
この変数はFileMaker data API から実行スクリプトで作ってもらう形に合わせてみました。 バーチャルリストのテーブルは使い回す前提ですし、その方が良いと思いました。
バーチャルリストだと、例えば今後お寿司屋さんのデータが入るスポットCというテーブルが新たにできたとして、結果を表示するレイアウトを作る手間が省けます。 ほぼスクリプトを追加するだけですね。
以前は改行区切りのリストを変数にしたバーチャルリストを作っていましたが、FileMakerのJSON関数やdata APIを実行スクリプトを活用し、一旦JSON形式にすることで開発が楽になっています。
※バーチャルリストってそもそも何?という方はこちらの動画がわかりやすいのでぜひご覧ください。