デイサービス自社システムを他事業所にも使ってもらって、楽してもらいたい
年末に書いたこの記事、後にQiitaにも同内容で投稿し、いろんな方に見ていただきました。 hotspiringday.hatenablog.com
自分もこんなことやってみたい、うちの事業所でも使いたい、といった声をいただきまして…
デイサービスで店番しながら開発していく勤め人生活を終了し、このプロダクトとともに独立することにしました!
前々から、このシステムを自社だけで使うのはもったいないよなあ。と思っていましたが、色んな人に記事見ていただきポジティブな反応をいただけたこと、実際にこのシステムを使いたいと言ってくれた人がいたことが私の背中を押してくれました!
今、ユーザーの声を動画にまとめたり、営業資料をつくったりしています。
ユーザーの声動画、できた!
— 気象ゼミごっこ⛅ぺんちゃん (@zemiseipen) 2020年2月23日
iMovieで編集したけど、音声別撮り、インタビュー映像に加え、使用シーンとかも加えて、割と満足してる。
ちょっとした動画編集スキルを手に入れたかもしれない!
本当はネットで全編公開したい… pic.twitter.com/CYmKmhOywR
システムを1人で作る過程においても、要件定義、デザイン、開発‥と色んなことを自分でやってきましたが、 これからはビジネスプランを考えるところから、マーケティング、営業、経理的なこと‥ 未経験のこともまずは自分でやっていきます。
1人で自由にやっていくんだ!というモチベーションより、売りたいものがあるから売る、といった感じで、 独立するとなってから、以前よりも人とのつながりを感じています。 デイサービスのスタッフもユーザーの声動画に出演してくれて、すごく良いこと言ってくれています!
私はどんな業界、どんな小さい規模の会社でもITが必要だと思っています。 もっと言えば、家という単位でも自動化できるところは自動化したい!という立場です。 (おうちハック好き)
例えば、火を起こすということも時代とともに変化していますよね。
何かを焼く・加熱する・照らす…などの目的があって火を起こすわけですが、現在では目的によっては火を起こす以外のソリューションを選択することも増えています。(例えばご飯を炊くのに電気圧力鍋を使ったり)
情報の取り扱いも、同じように進化して良いはずです笑
商品やサービスを提供してその報酬としてお金をもらう、ということには必ず情報がつきまといます。 人には記憶という能力がありますが容量に限界がありますし、これをコンピューターに任せてしまうような仕組みをつくることができれば、小さな企業であっても業務の幅が広がり、少ないメンバーでも余裕を持って働けると思います。
介護業界は特にそうした仕組みがないところのほうが多いので、他社と差をつけることができ、会社の付加価値も上がるでしょう。
さらに人手不足の業界なので、ITによって業務が効率化されると、就職先として他の企業より魅力的であると評価されるでしょうし、うまく使って賃金を上げることができると、より優秀な人を雇用することができるでしょう。
以前はそうした業務システムは大企業や資金のある会社だけのものだったかもしれませんが、今は違います。
小さな会社でもガスコンロ、IHクッキンヒーターを設置することができ、電子レンジを導入することができます。 これまでの業務がそれらを使ってできるようになって、もっと美味しいレシピを考えたり、レパートリーを増やすことができるかもしれません。
私はIHクッキングヒータや電子レンジを作ることが好きなだけでなく、面倒なこと、お困りごとに対して最適なソリューションは何か?考えること(≒要件定義)が好きなので、 これからはそのようなことをやっていきたいと思っています。
これまでも、「FileMakerでこんなことできないかな?」と言われて、 FileMaker以外のソリューション、IT以外のソリューションを提案し、採用してもらうこともありました。
「こんなことできないかな?」の先にある目的や要望を考えたり、人の期待する操作性を考えて、UIをデザインしていく‥ ということが結構気持ち良いんです。笑
うちのデイサービスでは、何気なく記録をとることができ、何気なく情報が共有され、何気なく検索・集計できています。 骨組みはできているので、あとは細かいところをカスタマイズして、進化可能なシステムとして使ってもらい、多くの方に楽をしてほしいと思っています。